研究留学に関するアンケート 2013

本アンケートは終了いたしました。結果は、以下のリンクからご覧下さい。
アンケート結果:概要PDF詳細PDF
当アンケートは、ポスドク / PIを含む全日本人研究者を対象としています。
また、分野も生命科学のみならず文系 / 理工系等、全ての研究分野を含みます。

世界中の研究者、及び研究者を目指す学生の皆様へ

近年の日本ではグローバル化への危機感などとして留学を促進しようとする向きがあります。しかし、現在どれだけの日本人がどのような形で留学しているのか、その後のキャリアパスはうまくいっているのかなど、その実態を包括的に把握できてはおりません。留学経験者などからのフィードバックも十分に得ないままに日本国内での印象論もしくは少数の個人の経験談だけで留学促進の話をしている現状です。多くの留学経験者が留学を通して貴重な経験をしたと感じているのは事実でしょう。しかし留学での経験がステップアップまたキャリアアップに直結して生かされているかは個人次第であるのが実情と思われ、国としては、留学者数をただやみくもに増やそうとするのではなく留学でより実質的な成果を達成できる体制、そして帰国して活躍できる場を設けて、その成果を最大限に社会に還元してもらえるようなキャリアパスを整備することこそが、戦略的に重要かつ効率的であり、より豊富でち密な情報をもとに将来が見通せる留学を設計する事ができるように支援すべきではないでしょうか。

今秋開催される分子生物学会年会において、海外組の帰国後のキャリアを拓くこと、また留学に興味のある人たちとの交流を通してその経験を還元していくことを目的とした海外ポスドク招聘企画が予定されています。この企画をより有意義なものとするため、日本学術振興会(JSPS)ワシントンオフィスの支援を受け、私達United Japanese Researchers Abroad (UJA)* は、分子生物学関係以外の研究者の方にも呼び掛けて、研究留学の実態を大規模に把握すること、また研究留学の問題点とその改善方法を探る為にアンケートを実施致します。本当に意義ある取り組みとするためにやや込み入った質問になりますが、どうかご理解いただけますと幸いです。

集められた情報はJSPSワシントンオフィスにて管理します。解析結果は参加していただいた皆さんへのフィードバック、留学を考えている人たちへの貴重な情報源として、また文部科学省をはじめ公的機関における政策・行政に反映していただく為の根拠として提示します。留学経験を問わず、できるだけ多くの方々ご協力いただき、皆様の声として届けたいと思います。現役の研究者としての偏りのない声を直接政府へ伝え、政策・行政に反映していくシステムを持つことは科学技術立国を標榜する国として不可欠なはずです。このアンケート結果を政府に提示していくことをその一歩としたいと思います。ご協力の程何卒宜しくお願い致します。

UJA幹事一同

* United Japanese Researcher Abroad (UJA)
日本人海外留学者の地域や分野を超えた広範なネットワーキングの構築を目的としてJSPSワシントンオフィスのサポートのもと、米国東海岸各地の日本人勉強会の幹事が協力し2013年3月に結成されました。 http://unijdocs.blogspot.com/p/mission.html

現在以下の3つのミッションのもと活動を行なっておます。

  1. これから留学を考える人へ情報・支援を提供する窓口の整備
  2. 日本・国際舞台で活躍し続けるための相互支援と透明化
  3. 教育・科学技術行政機関との情報交換および連携)

今回取り組んでいる留学問題は、このうちの一つです。