専門性の高いサイエンスのデザインができます。

メディカル・イラストレーター 宮本 麻央

ボストンでフリーランスのメディカル・イラストレーターとして活動している宮本麻央です。メディカル・イラストレーションという私のお仕事について寄稿させていただきます。


メディカル・イラストレーターとは



メディカル・イラストレーターとは、自然科学・医学とデザインの両方のバックグラウンドを持ち、医療や自然科学研究分野の情報デザインに特化したイラストレーターです。日本人ではサイアメントの瀬尾拡史さんが有名ですが、日本国内におけるメディカル・イラストレーター人口は非常に限られています。


サイエンスや医学は様々な文脈が絡み合った複雑な分野であると同時に、学会発表や論文執筆、資金調達、教育、アウトリーチなどの場における適切なコミュニケーションが大変重要です。様々な科学リテラシーを持つオーディエンスに対して、どのように伝えれば情報が正確に、かつ分かりやすく伝わるかという問題を、イラストや動画を通して解決するのが我々メディカル・イラストレーターのミッションです。


ここからは、なぜ私がメディカル・イラストレーターとして研究者の方々のお役に立てるかについて、サイエンスとデザインにおける豊富な経験と実績、及びそれらによって可能となる独特なストーリー構成の観点からご説明します。


高い科学リテラシーとサイエンスの現場経験

私は理学部生物学専攻において皮膚がんの研究に従事し、その後アメリカでメディカル・イラストレーションをさらに専攻することで、自然科学・デザインどちらの知識も修士レベルで習得しています。大学院時代は、科学的側面と、スライドやジャーナルフィギュアなどのデザインの側面の双方から、研究発表、論文執筆、科研費取得に貢献しました。またアメリカでは、大学の附属病院の様々な診療科と協働でコンテンツ制作を行いました。サイエンスの現場での実務経験から得られたリサーチ能力や論理的思考能力、研究や医療の現場の文脈の理解は、私のイラストレーターとしての強みのひとつです。


デザイン実績と多彩な表現手法

私は医療系教育アプリ制作会社と広告代理店に勤務実績があります。サイエンスの現場では専門性の高い研究者向けのコミュニケーションデザインが中心でしたが、民間企業での職務経験を経て、消費者、患者や学生など異なるオーディエンスへのコミュニケーションデザインを行う経験を得ました。


複雑なコンセプトを伝えるためには、そのコンセプトに最適化した手法を用いる必要があります。簡単なグラフがいちばん効果的な例もあれば、空間把握が必要な場合など、3Dを使うほうが良い例もあるでしょう。私はこれまで教育・現場経験を通じて、コンセプト理解に最も効果的な手法をとれるように、イラスト、3DCG、プログラミング、動画など様々な手法を使いこなす訓練を受けました。コンセプトに応じて最適な手法で対応させていただきます。


ストーリー性と教育デザイン


「サイエンスを伝える」ことにおいて科学的に正しいことと作品が美しいことは独立ではありません。私はこの2つが重なったときに生まれる良いストーリーや最も効果的な教育デザインが生まれることに一番価値があると考えています。イラストの効果とコンセプトの面白さを同時に理解し、興味深いストーリーを作るお手伝いをさせていただければと思います。


イラストのご依頼、募集しております

学術論文の表紙や図、資金調達のためのプレゼンやコミュニケーションデザインのご依頼を募集しております。ご興味のある方は以下までご連絡ください。


Mao Miyamoto

mao.m.miyamoto@gmail.com

宮本 麻央(みやもと まお) ボストン在住フリーランスのメディカル・イラストレーター。理学修士、メディカルイラストレーション修士。学術雑誌・教科書の表紙や図、および教育向けのイラストや動画を制作するほか、製薬・医療系の研究開発に関わるWEB、プレゼン、企業ブースの情報設計、コミュニケーションデザインを行う。

ポートフォリオ: maomiyamoto.com