ポジティブにつながるUJA公式Twitterアカウント

UJA理事/イリノイ大学

山田かおり

UJA理事/インディアナ大学

河野龍義

UJAキャリアディベロップメント&編集WG/インペリアルカレッジロンドン

井上(稲葉)理美

はじめに


「ころささ」企画を覚えていますか?2020年初頭から世界を巻き込んで広がった新型コロナウイルスの猛威に耐えながら、「ころっとささやかにささえあい」を合言葉に「#コロささ応援キャンペーン」を2020年末から2021年お正月にかけて行いました。Twitterを使って小さな頑張りを発信して、みんなで支え合うという内容でした。400名を超える皆さんのご参加をいただき、総インプレッション数は80万を超えました。本当にありがとうございました。

(図1)UJAの公式Twitterアカウントのトップページ

海外日本人研究者ネットワークUJAの公式Twitterアカウントでは、「皆さんとつながる」媒体を目指し、これまで様々な活動を続けてきました。


研究者に大切な情報発信はもちろん、海外の情報など様々な話題を広く発信することで、世界中の研究者や、将来のキャリアとして科学に憧れている方や、科学や海外に興味がある皆さんともつながっていきたいと考えています。


「ころささ」企画では垣根を越えて様々な職種、立場の皆さんが頑張っているお姿に触れ、交流し、繋がり、私たちも励まされました。


この記事ではFollower数3500(2022年5月現在)となったUJAの公式Twitterアカウントの最近の活動をご紹介します。



UJA公式noteをTwitterで紹介


キャリア情報を通して皆さんとつながる企画のひとつが、サイエンスに関わる様々な職種についた先輩方の体験談を紹介する「キャリア企画」です。UJA公式noteアカウントで2021年4月から丸1年間、毎週金曜に新しい記事を公開しTwitterでも告知しました。


大学教員や企業の研究職だけではなく、イラストなどを手がけるサイエンスイラストレーター・コミュニケーター、医師、技師、起業家、研究支援を行う職種など、世界各国で様々なキャリアパスを歩んだ方々、留学をされた方々に人間味のある温かい筆致でご寄稿いただきました。Twitterでの拡散により、多くの読者からキャリアの選択や理解の助けとなるとたくさんの反響が届いています。それぞれの筆者が多様な形で科学の発展を支えていたり、社会に貢献していることは素晴らしく、サイエンスに関わる職業の可能性は無限に広がっていることが感じられました。



TwitterのSpaceを利用した座談会


さらに、TwitterアカウントのFollowerやキャリア企画の読者の要望に応える形で、先輩方に直接お話を伺う、「座談会」企画をTwitterのSpaceを利用して開催しました。 第1回はPI座談会と題して谷内江先生(ブリティッシュコロンビア大学)、津田先生(華中農業大学)、中神先生(マックスプランク植物育種学研究所)と佐藤先生(北海道大学)にUJAのモデレーター中野さん(マックスプランク植物育種学研究所)が様々な質問をぶつける会でした。


リスナーの方々にもリアルタイムで参加していただくために、パネリストへの質問やコメントを”#PI座談会”をつけてツイートしてもらい、随時で拾っていくという形式でした。PI(独立研究者)の素顔や本音に関する聞きにくい質問や日本と海外での研究室経営の実情などかなり踏み込んだ質問にも、PIの先生方からの具体的で赤裸々なご返答があり盛り上がりました。オンライン開催ということもあり、様々な国から多数のご参加をいただきました。



第2回「ころささ」企画


2021年の年末には第2回の「ころささ」企画を行いました(UJA note記事へ)。 第2回の#コロささ応援キャンペーンでは「未来へのころささ」をテーマに、ささやかな挑戦を紹介しあいました。多くの投稿が寄せられて、辛い時期のみんなの心を温める素晴らしい企画となりました。


よく見ると第2回のキャラクターである「ころささちゃん」はコロッケとから揚げを持って星空を見上げています。これには裏話があります。第2回のキャンペーンではコロナ後の未来にむけて、これ「から」を語りたいという意見がありました。新しいハッシュタグの「#コロから」はコロッケとから揚げを連想させるので親しみがもてるということで時は決定したものの、過去に盛り上がったハッシュタグは維持した方が良いということで、残念ながらボツになりました。コロッケとから揚げだけがキャラクターに残ったわけです。お腹が空いてしまうエピソードですね笑。

(図2)2020年(左)と2021年(右)のころささちゃん


UJA論文賞関連情報の発信

また例年通りUJA優秀論文賞の募集や受賞者の紹介もTwitterで1人ずつ行い、海外若手研究者の素晴らしい研究の数々を紹介してきました。今年はUJA論文賞が拡大されたこともあり、14分野の20名の優秀論文賞受賞者、15名の特別賞受賞者の情報を発信しました。UJA論文賞のウエブサイトも是非ご覧ください。


おわりに


UJA季報、Gazette記事も随時Twitterで紹介しています。Gazette本誌も多数の魅力的な記事が満載ですので、ぜひお読みください!

そして真面目な告知のみならず、Twitterチームによる日々のちょっとした海外情報や海外生活もお届けしています。Twitterチームは日本、アメリカ、ドイツ在住のメンバーからなり、各地から様々なほのぼの発信をしています。世の中ではネガティブなニュースや発信を多く見かけますが、UJATwitterアカウントではサイエンスに関わるポジティブな情報発信を心がけて続けていきますので是非フォローをお願いします。

UJA 公式Twitter ユーザーID:@uja_info



著者略歴


山田かおり。東大卒、同大学院博士前期課程修了、大学院在学中に共同研究者先に留学するため渡米、イリノイ大学で研究員として働きつつ、東大大学院にて博士(農学)取得。イリノイ大学医学部で博士研究員、Research Assistant Professorを務めたのち、2019年より同大学Assistant Professorとして独立研究室を主宰。専門は血管細胞学、がんや目の病気のための創薬。


河野龍義。アメリカユタ州生まれ。東北大卒。同大学院修士及び博士号取得(農学)。細胞生物学者。インディアナ大学糖尿病センター研究員などを経て2012年Research Assistant Professor、2022年より同大学Associate Research Professor of Pediatrics。2019年より日本社団法人/米国NPO法人 海外日本人研究者ネットワーク理事。インディアナ州研究者組織 代表幹事。株式会社Quantaglion米国アドバイザー。専門は糖尿病とエネルギー代謝。


井上(稲葉)理美。2011年京都府立大卒。2013年同大学院博士前期課程修了、2016年同大学院にて博士(農学)取得。2015年日本学術振興会特別研究員(DC&PD)、2017年公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI/SPring-8)テニュアトラック博士研究員を経て、2020年より同研究員。2019年10月より日本学術振興会海外特別研究員として英国・インペリアルカレッジロンドンにて研究従事。専門は生物物理学と構造生物学。