Japanese San Francisco Bay Area Seminarの紹介

城戸 達雄(University of California, San Francisco)


写真は順に新春セミナー2019 (中内啓光先生@Stanford University/The University of Tokyo)、交流会@UCSF、合同セミナー2016(一般口頭発表)、合同セミナー2012(ポスター発表)BBQイベント@Davis、月例セミナー@UCSF

主な活動地域: アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコベイエリア


Japanese San Francisco Bay Area Seminar (略称BAS)は、主にサンフランシスコベイエリアに滞在する日本人研究者を対象に、医学・生物学に関するセミナーの開催や研究者同士の交流を広げることを目的として活動しているNPO団体です。


アメリカで留学を始めるにあたって、多くの研究者の方達が生活・研究の両方の面で文化の違いに戸惑い、実際に自身の研究が始動するまで予想以上の時間や手間が掛かることに悩まされます。ビザの問題のように国ごとに異なる事も少なくなく、お互いの経験を共有して助け合うことが出来れば、日本人研究者コミュニティーにとっても大きなアドバンテージになります。

 また、留学の間に築かれた交友関係は留学後も永く続きますので、お互いがどのような研究をしているのか、分野を超えての情報交換は留学生活をより豊かなものにすると考えています。 BASは、前身だった頃の草の根的な活動を含めますと、規模や運営形態を変えながら50年以上に渡ってベイエリアに留学する日本人研究者どうしの交流を支援してきました。現在はUniversity of California, San Francisco (UCSF)とUniversity of California, Davis (UCD)を拠点として活動を展開していますが、近郊の大学や研究機関あるいは企業に勤められている方達にも多く参加・ご協力いただいています(登録者数約300名)。


当会が開催するセミナーには

(1)月例セミナー

(2)新春セミナー(春開催)

(3)合同セミナー(秋開催)

の3タイプがあり、それぞれの特色に合わせて企画を進めています。

月に一回のペースで開催する月例セミナーでは、留学中の方達による研究発表に加え、各分野に詳しい講演者を招いて「企業での研究者のキャリアアップについて」「ビザや永住権についての説明会」といった研究生活に役立つトピックについてお話し頂くこともあります。

 新春セミナーでは各分野の第一線で活躍されるファカルティ・PIの先生方をお招きし、最前線の研究トピックについて、そして日米のアカデミアでのキャリアアップの実際についてお話しいただいており、参加者の皆さんから好評を得ています。

 そして秋には、学会に近いスタイルでベイエリアの研究者が一同に集まる合同セミナーを開催しています。6-7題の研究発表に加え、ファカルティの方達による招待講演では分野を超えて興味を惹かれるトピックをお話しいただいており、ときには60人を超える参加者の皆さんに、見識を広げながらネットワーキングを楽しんでいただいています。普段はお互いに会えない人達同士が学術的情報交換や交流できる場でもあり、当会が普段以上に力を入れて企画・開催するセミナーです。「BASで初めて日本人研究者の人達と知り合えました」と言っていただくことも多く、私たち幹事一同の励みになっています。


当会は、主にポスドクの有志が幹事を代々引き継ぎ、研究の合間を縫って活動を推し進めてきました。その数は歴代50人以上に及びます。近年はUJAをはじめ周囲の団体・組織とも連絡を取り合い、より多くの情報を当会会員の間でも共有できるような仕組み作りに取り組んでいます。また、年々諸経費や物価が高くなっていますが、賛助会員の皆さんによるご支援を得たり米国日本人医師会(JMSA)からのJCOPグラントを獲得し、気軽に参加して充実したセミナーを楽しんで頂けるよう努力を続けています。今後も時代の流れに合わせつつ、末永くベイエリアに留学する日本人研究者の皆さんの交流のきっかけであり続けることができればと考えております。


セミナーでは学会等でベイエリアに立ち寄られる日本人研究者の方にも講演いただくなど、地域や国を越えての学術的交流も支援しています。BASにご興味ありましたら気軽にご連絡下さい。


BAS WEBサイト

BAS代表連絡先: BayAreaSeminar@gmail.com