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留学のすゝめ

「留学のすゝめ」とは?
Serendipity favors only the prepared mind
(セレンディピティは備えのある心にしか恵まれない)
科学的大発見を失敗や偶然の中から見つけ出す力——セレンディピティについて、フランスの細菌学者ルイ・パスツールがこの言葉を述べたのは19世紀のことです。研究力の相対的・絶対的な低下が懸念される21世紀の日本において、この言葉の重要性を改めて実感します。
日本人研究者がグローバル競争を勝ち抜くためには、国際的な研究力を身につけ、学際的なネットワークを広げる海外留学が不可欠とされてきました。しかし、日々の研究や業務に追われる中で、留学者向けフェローシップや複雑なサポートシステムについて情報収集するのは容易ではありません。実際に経験してみないと具体的なイメージが湧かず、不安ばかりが募るのも事実です。
海外日本人研究者ネットワーク(United Japanese researchers Around the world, UJA)は2013年以降、留学を志す方、また少しでも興味をお持ちの学生・大学院生・ポスドクなど若手研究者のネットワーキングを積極的に支援してきました。実際に海外で活躍する日本人PI・ポスドクの生の声をお届けしています。
若手研究者の皆さんに向けて、以下のような内容で情報共有・パネルディスカッションを行います:
- ラボ選びのコツ
- 留学向けフェローシップの比較検討
- 研究フェーズごとの留学先研究環境の違い
- 留学後のキャリアパス(多くの方が最も関心をお持ちの分野)
そして、留学への意欲と国際的・学際的研究を後押しする人脈、そして"prepared mind"を育み、世界で活躍し日本を主導する研究者の未来へとつなげていきます。